１１月１０日（日）は福島県議会議員選挙投票日。

投票所が台風の影響で使えないため、期日前投票を行いました。

いつも選挙で思うこと。

それは「なぜ多くの人が選挙に行かないのだろう」ということ。

中学生の社会で政治制度や参政権の歴史などを学びます。

最初は、お金持ちの大人の男の人だけが持つ権利でした。

お金に関する制限撤廃、そして女性の選挙参加実現までには長い時間がかかりました。

「自分たちでこの国や地域の未来を決めたい。」という強い気持ちを持つ多くの人々の努力がありました。

その上に現代の我々の選挙制度があることを忘れてはいけません。

さて、いざ投票となるとだれに投票するか決めるのがむずかしいですよね。

選挙権を持つおうちの方、これから選挙権を持つ小・中学生の皆さんの参考になれば幸いです。

①まずは立候補している人、その人の政治理念や実現したいことをしっかり確認しましょう。

演説などでは、より詳しい話を聞けるかもしれません。

②考え方や政策における、自分と同じところ、違うところをはっきりさせましょう。

その際注意することは、「自分と完全に同じ考えの立候補者はいない」ということです。

（もしすべて実現したいなら、自分が立候補するしかありません。）

③自分が最も共感できる立候補者、または自分がもっとも力を入れてほしい政策（景気対策、教育、福祉、

地域振興など）で実現してくれそうな立候補者に投票しましょう。

未来を決めるのは私たちです。

（泉校　小澤　一智）