学童で子ども達の宿題をみていると

よく聞くフレーズがあります。

「先生、分からない～」

という言葉。

子ども達からすると、何気なく言っているフレーズだと思いますが、

私は、必ずこう聞き返しています。

「何が分からないのか、教えて？」

と子ども達に説明をしてもらっています。

難しいかもしれませんが、

自分で何が分からないかを、他の人に伝えられないと

理解力は上がらないと考えます。

時には、解答が付属している宿題もあるので、

「どうしてこの答えになるか分かる？」

と聞くようにしています。

問題を解くことも大事だとは思いますが、

そこに至るまでの過程も疎かにしてはいけません。

これからも継続して指導していこうと思います。

（泉校　熊谷　宏一郎/No.4）