誰にでも間違いはあるし

苦手なこともあれば

できないこともある。

 

そんな当たり前のことを

「恥ずかしい」

という感情だけで捉えていたら

いつまでたっても穴は埋まらない。

 

大事なのは

その「つまずき」と向き合うこと。

 

できるところからやってみればいいじゃない。

 

学年を遡って問題に挑戦する。

同じ問題を何度も何度も繰り返してみる。

 

「頑張る」ということは

そういうことを行動に移せる人です。

そして

大人の言うことを素直に聞ける人です。

 

「一生懸命」「素直」「コツコツ」

これが成績アップのカギだと私は思っています。

 

問題を理解することにではなく

「解くこと」「終わらせること」に重きを置く

 

自分の答えが正しいものとして

答えをろくに見ないで適当にマルをつける

 

アドバイスを聞こうとせず

自分のやりたいことだけを必死でやる

 

これでは

せっかくの一生懸命が実りません。

 

そんな中「これぞ一生懸命！」

という小学生を発見しました。

 

苦手なページはノートに解かせているのですが

「そろそろ書き込んだら？」

と言っても

「ノートに解きます」

 

すると

かれこれ16回も解いていることが判明しました。

「答えは分かってるんですけど

考え方が危ないんです」

 

えらいっっっ！

 

「不安が自信に変わるまで諦めたくない」

そういう気持ちが伝わってきました。

 

もうすぐ進学・進級の季節です。

思い残すことのないよう

しっかりお勉強していただきたいと思います。

 

（平校　半澤倫子/№1260）