よく読まないからミスをする。

 

「ひらがなで」と書いてあるよね？

「漢数字で」と書いてあるよね？

「抜き出す」んじゃないの？

「はじめの５文字」でしょ？

 

なんか昨日もこんなこと言ってたなぁ。

いや・・・毎日言ってる・・・。

 

指摘するとたいてい

「あ！(･□･)」

と返ってきます。

 

「あ！」じゃないのよ。

どうしてちゃんと読まないの。

読まないから間違うんでしょう？

 

「読んだもん」

 

じゃあどうして違う式になってるの？

たかだか２行程度の問題文で

全然理解できていないじゃないの！

そういうのを「読んでない」って言うの。

今日だけで何度言われた？

「よく読んでやりなさい」って何回言われた？？

 

ほら・・・

先生に反撃したら倍返しされるのよ。

 

さて

ミスが目立つのはこんな問題です。

 

例①　算数

じゅんくんは　お菓子を１０個持っています。

さとしくんは　

じゅんくんより　４個少なく持っています。

二人が持っているお菓子は　全部で何個でしょう？

 

例②　算数

鉛筆が３０本あります。

さくらさんは３人のお友達に２本ずつあげました。

残りは何本でしょう。

 

例③算数

赤い魚が５匹　黄色い魚が４匹います。

お母さんから赤い魚を２匹もらいました。

赤い魚は　全部で何匹になりましたか。

 

例④算数

１００円玉を５枚持って買い物に行きました。

３０円の消しゴムを５個買いました。

おつりはいくらでしょう。

 

答え

【①16個　②24本　③7匹　④350円】

 

善教舎では

「読む力」を養っていただくために

読書の時間を設けています。

 

文字から想像したことを自由に頭に浮かべ

お話の展開を楽しむことは

読書の醍醐味と言えます。

 

これが動画やマンガだと

想像する前に「画像」が出てくるため

自分で自由に想像することがありません。

 

想像力とは

「自分で考える力」だと思います。

 

動画でもマンガでも見るのは結構ですが

やはり「文字」を読むことも

絶対に必要なことなのです。

 

なぜなら

テストは「文字」だからです。

 

数行の問題でさえ

「面倒くさい」「よく読まない」

というのが現状です。

 

意識してでも

読書習慣を身につけたいものです。

 （平校　半澤倫子/№1283）