『音読』はきちんとやれていますか？

 

「わからない」と言う子たちに

ちゃんと読んだの？と聞くと

100％の確率で

「読んだ」と言います。

 

「読む」っていうのは

「文字を追う」ことではなく

「中身を理解する」ことなんだよ？

と言うと

半分くらいは黙ります。

 

分からなければ再度読む

問題文と近しい文はどこなのかを探す

可能なら声に出してみる

頭の中に場面を想像してみる等

理解を深めるためには

そういう作業も必要です。

 

国語は学年を重ねるごとに

「読んで答える」という問題から

「内容に合うよう自分の言葉で答える」問題へと

変わっていきます。

 

だからこそ「音読」が必要なのです。

 

音読は黙読と比べ

「目」で見て「口」で言い「耳」で聞く

だから理解力が高まると考えられています。

 

第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンは

そうやって学習していたそうです。

 

「わからない」を減らすには

自分の行動になにかプラスしなければ

いつまでたっても現状のまま。

 

国語力を高めるために

「音読」を習慣づけるのも

ひとつの方法かもしれません。

（平校　半澤倫子/№1307）