子どもの頃の本棚には

童話や物語の絵本がたくさん並んでいた。

 

小学生になると

「学習と科学」という本を読んでいた。

空想好きの私は「学習」のほうが好きだった。

 

この山のむこうにはヤマンバがいるかもしれない…

クマが出没したらどうやって逃げればよいのだろう…

キツネに化かされてしまったらどうしよう…

本を読んではそんな空想ばかりしていた(笑)

 

そのせいか

文章を書くのが好きだった。

 

毎日宿題で出される「日記」に

書くことがなければ「詩」を書いたし

想像で文章を書くこともあった。

だから、作文や感想文は苦にならなかったし

毎回のように賞ももらっていたし

文集にも掲載されていた。

 

そこでオススメなのが

作文や感想文が書けないのなら

誰かが書いた上手な文章を

ひたすら読んでみることだ。

 

どんな順番で書けばいいのか

どう書けばいいのか

どんな表現があるのか

がよくわかると思う。

 

本を読むことは大事だが

同年代の子どもたちの作文等を読むことは

間違いなく今の自分に活かせる。

 

間もなく夏休みを迎える。

作文や感想文の宿題に頭を抱える前に

「読む」という経験値をあげることに

挑戦してみてはいかがだろうか。

（平校　半澤倫子/№1345）