小１お迎え時

「ぼくね　きゅうしょく　ぜんぶたべたよ」

「きょう　てすと　やったんだよ」

塾まで一緒に歩きながら

いろいろなことを教えてくれます。

 

「「「せんせい、きいてる～？？？」」」

 

うんうん、聞いてるよ。

 

先生はお耳が２つあるから

ちゃんと聞こえてるよ。

でもお口はひとつしかないから

ひとつずつしか答えられないんだよ。

 

これが宿題チェックや

ワーク指導時になると

「せんせい、ここおしえてください」

「せんせい、この２ページをやるんですか？」

「せんせい、ワークもってきますか？」

と敬語になるんですね。

 

不思議です。

 

上級生たちがよいお手本になっていることが

よく分かります。

ありがたい。

 

最近は１年生同士でも

注意し合う姿が見られます。

 

「かえってきたら　ぼうしぬいで。

30びょういないで　ぬがないと

せんせいに　おこられるよ」

その通り。

 

「て　あらった？」

毎回声をかけてくれます。

 

「おとこのこは　まえにすわるの。

ちゃんとやって」

さすが女子です。

 

「だって　ちゃんとやってないと

せんせいの『かみなり』がおちるから」

・・・(^_^;)

 

「はれてても　おちるんだよね？」

・・・(^_^;)

 

「せんせいの『かみなり』こわいんだよ」

「みんな　いってたよ」

 

はい、怖くて結構。

 

でもね先生だって

好きで『雷』を落としているわけじゃないんだよ。

怒るって体力使うんだから。

みんなが「いざ」というときに

ちゃんとできないと困るでしょう？

だから怒るんだよ。

 

「あ、それ　うちのお母さんも言ってた。

わたしのために怒ってるって」

「怒るほうが体力使うんですよね」

 

ほらほらほらほらほら～っ。

 

でもね、先生だって

あまり怒らないようにしたいとは思っているんですよ。

 

って言ってるそばから

言うことを聞かないのは

誰ですか～～～ッ！

 

（平校　半澤倫子／№1178）