国語の文章問題

解いて意味あるの？

と言われることがよくあります。

 

確かに

今君たちが解いている問題の文章が

学力テストや入試に再度出ることは

ほぼあり得ない。

（可能性は０ではありませんが）

 

だったら今これ解いても…しょうがなくない？

という理屈。

 

言いたいことは分かりますが。

 

不思議ですね。

国語だけそう言われてしまうのが。

 

なぜ数学では同じことを言わない？

 

入試に向けての練習と言って

５－８とか

－１２＋４とかやるわけでしょう。

 

ちゃんと文句言ってください。

「本番では違う数字になるでしょう。

２－９とかになるんだったら

やっても意味ないですよ」

って。

 

でも数学にはそんなこと言わない（いいな…）。

 

５－８や－１２＋４を通して

計算の仕方を学べば

２－９もできますからね。

みんな分かってる。

 

でも国語も一緒ですよ。

 

今君たちが読んでいる文章を通して

問題の解き方・答えの作り方を学ぶ。

そういうトレーニングを繰り返すから

他の文章問題も解けるようになるのです。

 

…そんなことを毎年言っているような

気がするのですが

 

これからも言い続けるのでしょう。

言ってやりますよ。

 

あ、復習はしっかり解説を読んで！

なぜ間違えたのか

しっかりと理解しなければ

いけませんからね。

 

 

（平校／新妻武志　No.358）