高校生になってから、つまづきやすい科目である物理。
中学生の時は理科が好きだったのに、
高校生になってから物理のせいで理科が嫌いになった人もいるでしょう。
最初に習うことになる力学の分野でも、
重力がF=mg、位置エネルギーがU=mgh、
力積がFΔt=mvで、運動エネルギーがE=1/2m×vの二乗で・・・
と、数式ばっかりで嫌になってきますよね。
しかし、本来物理はそういう教科ではありません。
例えば上に書いてある文章の中にもある重力という力、
質量mの物体に加わる力Fは重力加速度をgとすると
F=m×gとなると教わりますが、
なぜm×gなのでしょうか?
m+gやm÷g、g÷mなどじゃ駄目なのでしょうか?
結論から言ってしまうとmgでなければ成り立ちません。
例えば、F=g÷mだと仮定してみると、
質量mが大きければ大きいほど重力が弱くなってしまいます。
痩せれば痩せるほど重力が強くなってしまい、
ダイエットが余計辛くなってしまいます(´;ω;`)
そういったように、高校の物理は数式を覚えて解く教科ではなく、
物理現象があって、それを数式で表せないかを考える教科であると私は思っています。
理系の、特に工学系・物理系に進学したいと考えている生徒は
物理はほぼ必修となります。
ただ問題を解くだけでは物理はつまらない教科となってしまいますが、
物理現象を数式で見る事ができるようになったり、
複雑な物理現象を解き明かしてどういった力が加わっているのかを考えたり、
力学の世界も、波動の世界も、電磁気学の世界も似たような公式があったりするのに気付くと
物理の面白さが分かるようになっていくかと思います。
私も、物理の面白さを伝えられるように、
日々精進してまいります。
是非、物理で分からないことがあれば、
質問しに来てください。
(東進衛星予備校いわき平校 齊藤秀行)
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